詳細ページの効能表現、問題になりやすい言い回し
化粧品広告で医薬品のように見える表現は、問題になりやすいです。よく見かける例をまとめました。
表現の言い換え例
- ニキビ治療
- 代わりに使う表現の方向性
- 皮脂・角質ケア、トラブル肌向け(機能性の認定範囲内)
- 炎症を和らげる
- 代わりに使う表現の方向性
- 肌を落ち着かせるのに役立つ
- しわを除去
- 代わりに使う表現の方向性
- しわの改善に役立つ(機能性の認定を受けた場合)
- 100%効果
- 代わりに使う表現の方向性
- 使用感・満足度調査の結果(根拠を明記)
| 避けたほうがよい表現 | 代わりに使う表現の方向性 |
|---|---|
| ニキビ治療 | 皮脂・角質ケア、トラブル肌向け(機能性の認定範囲内) |
| 炎症を和らげる | 肌を落ち着かせるのに役立つ |
| しわを除去 | しわの改善に役立つ(機能性の認定を受けた場合) |
| 100%効果 | 使用感・満足度調査の結果(根拠を明記) |
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ポイントは、製品が肌の構造・機能を変えたり、疾患を治したりすると受け取られるかどうかです。文言だけを切り離して見るのではなく、詳細ページの写真、使用前後の比較、使用者のレビュー、脚注まで含めて、消費者にどのような印象を与えるかを見ます。
たとえば「ニキビ治療・炎症を和らげる・アトピー改善」、「細胞再生」、「毛穴を除去」は、医薬品の効能のように誤解される可能性があります。代わりに、実際に立証された範囲に合わせて「肌にうるおいを与えるのに役立つ」、「肌のキメをなめらかに整える」、「一時的に赤みをカバーする」のように、対象と効果を限定して表現するほうが安全です。ただし、穏やかな表現に言い換えれば自動的に問題なくなるわけではなく、試験資料や製品の機能性分類・表示要件も確認する必要があります。
実務では、禁止ワードを探すことと同じくらい、根拠資料がその文言と正確に一致しているかが重要です。たとえば、保湿試験の結果を「バリア機能の回復」に広げたり、原料の研究結果を完成品の効能のように記載したりすると、リスクがあります。実際の執行基準は変わることがあるため、掲載前に食品医薬品安全処の最新ガイドと社内の審査担当者に確認するとよいでしょう。